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2017年05月02日

名張毒ぶどう酒事件

ひかりテレビで東海テレビのドキュメンタリーを3夜連続で放映していますが、1日目は名張毒ぶどう酒事件を扱った「重い扉」「黒と白」「毒とひまわり」「約束」の4本が一挙に放映されたので録画して全部見ました。
 1961年3月28日三重県名張市葛尾でぶどう酒を飲んだ女性17人が急性中毒になり5人が死亡した大量殺人事件「名張毒ぶどう酒事件」は日本裁判史上でも異例の冤罪事件として有名です。
 私が法学部の時に何度も授業で取り上げられ、勉強したので今でもよく覚えています。奥西勝さんはすでに亡くなっていますが50年以上無実を訴え再審請求を繰り返しした不屈の意志には感服します。2015年には妹さんが故人の遺志を継ぎ第10次再審請求の申し立てをしました。
 警察の違法な捜査と高裁で異例の逆転死刑判決を下した上田孝造裁判長の人間性のかけらもないやり方に心の底から怒りを覚えます。死刑判決を50人以上の裁判官が踏襲し続けたこと、日本の司法の最大の問題点がここには凝縮されています。現在でも原発再稼働を容認する判決が次々と出されていますが、時の権力者におもねるばかりでは司法の独立など空文化しています。
 しかし救いは正義の弁護士「鈴木泉弁護団長」など「名張毒ぶどう酒事件弁護団」の熱意と正義感でしょう。不当な判決に義憤を感じる彼らの存在が日本人の良心が死んでいないことの証となっています。
posted by 団塊父さん at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | 更新情報をチェックする
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